元祖セクシーアイドル・原悦子主演、吉原の風俗街で生きる男と、それに絡む2人の家出娘を中心に、都会の片隅でけなげに生きていく人々の姿を描くエロティック・ドラマR18+指定作品。木谷恭介の原作、『俺が拾った吉野太夫』を、近藤幸彦監督が映画化した。吉原の風俗街、高倉健の「唐獅子牡丹」を口ずさみながら男が歩いている。この街に住み、女をソープランドに斡旋しながら生きている三浦牧夫である。ある日、三浦は若いアベック、チヨマと則夫に出会った。チヨマはソープランドで3年間だけ辛抱して、自分たちの店を持つという夢をもっていた。三浦はチヨマをソープランドに斡旋し、則夫を住込みのボイラーマン見習いとして働かせた。暫くして、浅草をぶらついていた三浦は、沖縄から飛びだしてきた吉沢由起を見つけ、声をかけた。その夜、由起は三浦に処女を捧げるが・・・。